2023年 仕事納め 辛い経験は人を強くする
今日は2023年の仕事納めでした。
年末年始は29日から3日まで休みです。
年末年始も仕事の人がいる中で、こうやってお休みをいただけることはとても有難いことだと思います。
これまで何度も仕事を辞めたいと思ったことがあります。ですが今年も仕事を続けることができました。
仕事がなかった時や働き始めの時は仕事があるだけで幸せだと思っていました。
今は仕事があることに慣れてしまい、仕事が辛い時は「仕事辞めたいな」、条件の良い求人があったら「転職したいな」と思うことがあります。
ただ、そんな事を考えるようになったら原点に立ち返って気持ちを切り替えるようにしています。
自分の原点とは、
辛い過去に苛まれ自暴自棄になりながらも乗り越えてきた経験です。
辛い経験は人を強くすると言いますが本当にその通りだと思います。
今回は少し自分の過去を話していこうと思います。
18歳までは順風満帆の人生を送っていました。
高校を卒業し大学にも進学。
しかし、父親が自殺未遂をしました。うつ病を発症し電車に飛び込んだそうです。
私は実家から離れて生活していたため、うつ病になっていたことも知らなかったです。
自殺未遂の後は植物状態となり、意思の疎通もできない状態でした。
手足が切断され徐々に痩せ細っていく父親の姿を見るのは胸を締め付けられるほど辛かったです。
植物状態が2年ほど続き、最後は看取らずに亡くなりました。
その後、今度は自分が統合失調症を発症。父親のことや大学を中退(経済的な理由で)したことが原因だと思われます。
発症した後は陽性症状が激しかったため3ヶ月入院をしました。
お医者さんに「この病気と一生付き合っていかないといけない」と言われました。
ただ最初のうちは障害の受容(障害を受け入れること)ができていなかったことや、母親が薬を飲むことに反対していたことで陽性症状が再発。
合計で3回入院をしてようやく障害のことを受け入れるようになりました。
「当たり前を当たり前と思わないで感謝して生きていく」
辛くなった時はそう思うようにしています。
辛いことが起きても今を一生懸命コツコツと生きていれば報われるような気がします。
病気をしている人はしっかりと休むことが一生懸命生きるということだと思います。
引きこもっていても良いと思います。
焦らずゆっくり生きていきましょう。
今回は内容が少し重くなってしまったので、今年最後に食べた社食を載せます。